カラフルな写真やイラスト、引用文、マンガでわかる安全な中絶について知っておくべきことがたくさんつまった本。
世界中で毎年何万人もの女性たちが危険な中絶のために死亡しています。中絶についてフェミニストたちが戦ってきた歴史を通じて、あらゆるジェンダーの10代から読むことができる新しい性教育と人権の本。
読み終わった時にはエンパワーされた気分になること間違いなし!
リプロダクティブ・ライツについて学ぶ教科書として、子どもから大人までの必読書。日本の現状もあらたに加筆してお届けします。
<お詫びと訂正>
197ページに誤りがございました。
『中ピ連以外のリブの女性たちは、障がい者運動からの批判と向き合うことで堕胎罪廃止を叫ぶのはとりやめた一方で、経済条項が廃止されては中絶を受けられなくなると考えて、「優生保護法改悪阻止」の運動を展開しました。』ではなく、正しくは
『中ピ連以外のリブの女性たちは、障がい者運動からの批判と向き合いながら、話し合いを重ねて多面的な見方を獲得した末に、中絶の禁止以外にも目を向け、「優生保護法改悪阻止」「堕胎罪撤廃」の運動を展開しました。』
です。
お詫びして訂正いたします。
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ロビン・スティーブンソン
イギリス生まれ。カナダ育ち。大学では哲学とソーシャルワークを10年間学んでいた。25冊を越える子どもやティーン向けのフィクション/ノンフィクションを書き続けている作家。
2016年にLGBTとサポーターたちを書いた「プライド:多様性とコミュニティを祝う(仮題)」を刊行し、ストーンウォールオナー賞を受賞。米国児童図書評議会 OUTSTANDING INTERNSTIONAL BOOKS LISTにも選ばれた。「中絶がわかる本」は、2020年カナダを代表するシーラ・A・エゴフ児童文学賞を受賞した。
HP http://robinstevenson.com
ajuma books はシスターフッドの出版社です。
アジュマは韓国語で中高年女性を示す言葉。美しい響ですよね。
たくさんのアジュマ(未来のアジュマも含めて!)の声を届けられたらという思いではじめました。
アジュマブックスのロゴは、急いで書いた手書きの猫。
これは放浪の民ホボがサバイブするために残した記号の一つです。
意味は「親切な女性が住んでいる家」
アジュマと猫は最強の組み合わせですよね。
柔らかで最強な読書の時間を深められる 物語を紡いでいきます。
書きたい人、作りたい人、大歓迎です。
一緒にシスターフッドの世界、つくっていきましょう。
ajuma books 代表 北原みのり