ウーマンリブに関わった女たちにインタビューするドキュメンタリー。田中美津、佐伯洋子、三木草子、など有名どころもいるけれど、多くは、今も女の活動に関わったり、リブを経て自分の生き方や、自分自身を大きく変えていった「フツーの」女たちである。自由な空気をたっぷりと味わったあの時代の女たちの「過去を振り返る」様、それ自体がイキイキとしており、あの時代の熱狂を伝える。ウーマンリブがあっても、何も伝わらなかった。何も社会を変えなかったじゃないの?とつぶやくのは、ウーマンリブを知らない者のおごり・・・なのかも、とこの作品を観ながら思う。ウーマンリブは「社会」を変えるための運動ではなく、「女」を縛る「社会」からの自分自身の解放だったのだと、女たちの言葉は語りかける。過去の映像など、資料として貴重なシーンもある。ウーマンリブに関心のある人におすすめの作品。
※DVDとビデオ2種類販売しています。
ビデオのみお得な価格で販売しています。