ラブピ一押しトーイブランド「ZALO」。商品をご覧いただければ語るまでもなく、甘い夢のように美しく、ロマンティックなデザイン。これほどスィートなトーイは、セックストーイ界初なのです。
私たちラブピとZALOの出会いは2016年の秋。
ZALOから「私たちの商品を見てほしい」とコンタクトがありました。その時まだZALOは無名のブランドで、私たちも数多くある新しい、けれどもどこかで見たことのあるようなデザインの女性向けトーイなんだろう、と思っていました。
ところが、送られてきたダンボールを開けた瞬間、その思い込みが全く誤りであることを私たちは知ったのです。キラキラと光るゴールドのチェーンと、滑らかでニオイの全くないすべすべのシリコン。ほっそりとしたフォルムの、これまで見たことないほど美しいトーイが入っていました。
ZALOはアジアの若い女性たちを中心に生まれた新しいブランドです。アジアのセックストーイ市場では男性向け商品が主流で、ZALOの高級感あるデザインは、今のアジア・トーイ界で唯一無二。その理由は「オンナはこういうのが好きなんでしょ?」という上から目線なデザインではなく、ZALOのトーイは「女性はディテールまでこだわった丁寧なデザインが好き」ということを熟知しているから。
そして今、ZALOは、世界中のショップで取り扱われるようになり、今年はドイツで毎年開かれるセックストーイのトレードショー「eroFame」にも出展しました。そこで念願のZALOスタッフたちへのインタビューに成功!CEOのフレッドさん、セールスマネージャーのトレイシーさん、キャシーさんから美しいトーイを生みだすインスピレーションの源を探ってきました!
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ラブピ ZALOというブランドが生まれたきっかけを教えてください。
まずトーイ以前に、私たちの周りでは、女性が性について話すのは「恥ずかしいこと」であるというのが一般的で。
ラブピ それはアジアの女性について言えますよね。
そうですね。特にアジアの女性はそう感じていると思います。性的なことについて何かを求めていると口に出すのが恥ずかしい、という感覚というのが、一概には言えませんが、欧米と比較すると強く残っていると思いました。そんな女性たちの心を開きたい、という思いがありました。
皆さんが心を開くこと、自分の欲求を口にすることが恥ずかしいと思うなら、私たちは可愛らしいトーイ、商品を作りたい、と思ったんですね。女性は想像力が豊かで、とても直感力に優れていると思います。それに美しいものが好き。口には出せなくても、心にはいろんな想いを描いているんです。だから女性は、一目で素敵だと思うようなトーイ、そんなものを求めているはずだと思いました。私たちはトーイが皆さんの心を開くきっかけになってほしいと思いました。
ラブピ 最新シリーズの「SWEET MAGIC」もトーイを女性の心を開く「鍵」かコンセプトですよね。トーイを鍵に見立てているというか……。
まさにそうです。「SWEET MAGIC」シリーズは特にZALOの女性に対してのメッセージが込められています。「Courage(精神的な勇気)」「Desire(心の奥にある欲望)」「Confidence(自信)」。いずれも女性が奥に秘めている力、気持ちを表しています。トーイを手にすることで、その気持ちをオープンにしてほしい、そんな願いを込めました。
ラブピ 女性の精神がZALO製品が生まれるインスピレーションの源なんですね。
それに何よりこだわっているのはデザインです。デザインの為に、多くの女性のデザイナーを雇いました。彼女たちは中国やイギリス、フランス出身で、ファッションやジュエリー、グラフィックデザインなどの経験を積んできた人たちです。いずれもプロフェッショナルな人たちで、私たちはデザインにおいて基本的に、女性の要望や考え方、アイディアを様々な分野から集めたかったんです。
ラブピ それで女性目線のデザインが生まれたんですね。
そうですね。何よりセックストーイは恥ずかしいものじゃない、ジュエリーみたいなものなんだ、という私たちの考えをアジアの女性たちに伝えたい。毎日身につけるものとしてトーイも使える、ということをです。そして、私たち女性は、心を開いて、欲しいものを手に入れて、何が欲しいかを言うことができる、と。
ラブピ デザインももちろんですが、ZALOはスマホと連動や、押しやすいボタンなど機能面でも特徴があります。機能とデザインのどちらかで妥協したり、譲れない点はありましたか?
デザインにおいて、私たちは先行モデルや顧客からのフィードバック、経験などを基にします。
ZALOの他のトーイもそうですが、従来のトーイはここ(シリコン面)にボタンがついていました。でも、ここだと目を閉じて使用するときに操作しづらかったのです。
例えばこの製品(注:
「ZALO Courage ファンタジーバイオレット」)を例とすると、以前はトーイの本体部分(パープルのシリコン面)にボタンがついていたのですが、これも小さ過ぎて押しづらかったんです。
そこでデザインを変えて、可愛らしくて操作しやすいボタン(星のボタン)にしたんです。これならば目を閉じてもどこに操作ボタンがあるか、わかりますから。設計と折り合わない問題がある場合は、機能を活かすように務めます。
それにZALOのトーイはスタッフたち自身もテストしているんです。それでチェックして、製品化しています。
ラブピ 女性が使ってテストしているから、安心して私たちも使えますね。これから使う日本の女性に向けて、メッセージをお願いしてもいいですか?
ZALOのブランドネームの意味をご存知ですか? Zは「zealot(熱狂的に)」、Aは「amazing(驚くほど素晴らしく)」、Lは「loyal(自分の心に忠実に)」、Oは「open minded(心を開いて)」。私たちがZALOを使う人たちにこんなふうになってほしい、と伝えたいメッセージが込められているんです。
ラブピ ありがとうございました。最後に、今後はどんなトーイを作るつもりですか?
ZALOスタッフ それは秘密です(笑)。でも2018年に新しいシリーズを出す予定です。楽しみにしててくださいね!
ドイツ・ハノーバーで開催、セックストーイ見本市「eroFame」のZALOブースにて
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インタビュー・構成:LPC編集部
【編集部感想】私たちスタッフの質問に真剣な眼差しでインタビューに答えてくれたZALOスタッフたち。トーイを通してアジアの女性の心を開きたい!」という気持ちがダイレクトに伝わってきて、アジア・トーイ界に新しい風を感じました。ZALOは、最後にご紹介したように2018年には新商品も予定しています。どんなトーイになるのか、楽しみですね!