TSUNOはオーストラリア発の新しいサニタリーブランドです。
創業者のロズは元々工業デザインを専門にしていましたが、ヨーロッパを訪れた際に初めて出会った「月経カップ」に感銘を受けて、サニタリー用品の研究をはじめました。
研究から見えてきたことは、女性のニーズはそれぞれ異なっているということ。
サニタリー用品への多様なニーズは、女性たちひとりひとりの生活スタイルや社会的な状況、個人的な好み、宗教、健康などさまざまな要因に影響を受けています。
それならば、もっと多くの選択肢が女性たちには必要なのではないか?
特にロズがショックだったのは、市場で販売されている多くのサニタリー用品が、製造の過程で化学物質を使っていること。
材料のコットンに使用される農薬、漂白のための塩素、さらに、ほんの数時間使用しただけで廃棄されるプラスチックの膨大な使用量。
同じ頃、母国のオーストラリアを拠点とする慈善団体が、世界で最も貧しい国の1つであるシエラレオネの少女たちに教育奨学金を提供していることを知ります。 しかし、生理用品を購入する余裕のないシエラレオネの少女たちの多くは、毎月の月経のたびに一週間近く通学ができません。そのために、学力の格差がひろがり、女性の社会進出の格差にもつながるという実態ーー。
これら生理用品にまつわる課題に向き合うために、TSUNOは誕生しました。
TSUNOの素材に使われているのは、サスティナブルな竹とトウモロコシ繊維です。
竹は成長が早く、収穫プロセスで土壌や侵食しません。また害虫に強いので、化学肥料や農薬を使う必要もありません。
さらに、水分を吸収しやすいため、パッドとして最適です。
包装にもこだわり、個包装のフィルムは生分解性のプラスチックスリーブで、外箱にはリサイクル可能な厚紙を使用しています。
もちろん、塩素やダイオキシン系の漂白剤は使用していません。いまはまだ100%生分解性ではありませんが、今後、同様に再生可能な代替品を見つけるために取り組み続けています。常に前向きに歩み続けるTSUNOの取り組み。
では実際の使用感はというと?
まず、日本で販売されている一般的なライナーに比べると、一回りほど大きくしっかりクロッチ部分をカバーします。
薄さはほとんど差がありませんが、表面がふわふわと起毛するようになっている日本製ライナーに対して、サラッとした質感で、装着してすぐはいつもよりほんの少し堅いかな・・・?という感じ。
ですが、時間とともに天然素材がお肌になじんでいき、実際の使用中は堅くて気になることはありません。
竹とトウモロコシがしっかり吸収し、通気性、抗菌性にもすぐれているため、さらっと快適。お気に入りの下着を汚さず、気になるオリモノや汗、ムレの不快さが軽くなります。
天然素材だからこそ、お肌にもやさしく、地球にもやさしい使い心地!
一般的なライナーに使用されている化学薬品に反応しやすい方にも、安心してお使いいただけます。
TSUNOは利益の50%が女性のエンパワーメントに焦点を当てた慈善団体に寄付されています。
現在提携しているのは、シエラレオネとウガンダの疎外された少女たちに教育奨学金と生理用ナプキンを提供している団体「One Girl」。
エコで、エシカルで、エンパワメントされるTSUNO。使っていいと心から思える、快適な毎日をTSUNOとともにお過ごしください。
■メディア掲載情報
2023年1月 「kiitos. Vol.26」
2022年9月13日発売 書籍『産婦人科医が教えるみんなのアソコ』
2022年3月「WWD」
2021年7月号 「VOGUE japan」
2021年5月号 「bis」