2013.08.29 映画『パシフィック・リム』観てきました。
こんにちは!スタッフのエマです。
昨日すっごく面白い映画を観てきました。
その名も・・・『パシフィック・リム』!
日本の特撮のファンだという監督が日本の特撮へのオマージュを込めて作ったというこの作品。
ハ突如海底から現れるようになった怪獣を倒すため、人類が協力し巨大ロボットで闘う・・・という
ハリウッドの怪獣映画です。
怪獣が現れるシーンが本当に怖い!!
子供の頃に視たウルトラマンシリーズやゴジラの怖さそのもので、その恐怖を思い出して?泣きそうになってしまいました。
何が素晴らしいって、ロボットのパイロットには女性もいるのですが、特に女だと言うことがフューチャーされないこと!
「女だてらに~」とか「おっ、女!?」とか、「女に負けるなんて恥ずかしい」とか、そういうのがいちいちないんです。素晴らしい。
そして、女性差別的な失礼なことを言う人がいたら、ちゃんと怒る人がいる。素晴らしい。
主人公パイロット(男性)がパートナーの女性パイロット(2人一組でロボットを操縦するのです)に対して、一人の人、として接している感じが素晴らしいなぁと思いました。
「映画に男と女が登場したら当然恋愛関係になるでしょ?」という今までの常識をうちやぶっています。
実は私、小さい頃から特撮が好きだったのですが、にもかかわらず!
この映画を鑑賞するのをかなりしぶっていました。
公式ホームページに載せられていた著名人の推薦文に、私の苦手な男性映画監督らがずらっと並び、
「日本の女も菊地凛子を見習え」だの
「少年の夢がつまった作品」だの
好き勝手なこと言っていて、「苦手な映画かも・・・」と思ったからなのです。
また余談ですが鑑賞後、うきうきしながら『パシフィック・リム』の感想を検索していたら、
「一点だけ残念な所がある。窮地に陥った仲間の女性をエロいアングルで撮るカットがない」
という日本人男性監督のコメントを見つけて心底うんざりしました。
一部でこの作品の日本での興行が思ったより振るわない・・・という声があるようですが、その原因は間違いなく一部の男達の男よがりな推薦文や感想(のおしつけ)じゃないの!?と私は思います。
せっかく監督が誰でも楽しめる映画を作ったのに、一部の男性達がそれに「男のもの!」というイメージを押しつけ、結果見るべき人が観なくなってしまうのはすごくもったいないです。
一度でも特撮を観てワクワクしたことのある人には絶対オススメです!
実は若干気になる点もあったんですけど・・・
初期世代のロボットの原動力が原子力だったり(闘いでロボットが損傷するごとに放射性物質がばらまかれないの?)、核弾頭の威力があまりに軽んじられているのでは??と思いました。
ロシアのロボットの名前が『チェルノ』なのも・・・??
個人的には観た人にその辺の感想を聞いてみたいです。
ちなみにロシアの女性パイロットが短髪で剛健!!って感じで素敵でした。
4Dという、座席が揺れる劇場でもやっているようなので、今度はそっちで観てみたいと思います。
それではエマでした!