2013.07.05 映画『イノセントガーデン』観ました♪
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こんにちは!スタッフのエマです。
今日は少し前に観た映画、『イノセントガーデン』をご紹介します♪
これが、なんというか、観終わった後すごくフェミ友(=フェミニストの友人)と観たい感じの映画だったんです!
※なお私にとってのフェミニストは、性差別をよくないと思ってい、性差別をしないよう心がけている人です。私はもちろんフェミニスト☆
私は一人で鑑賞してしまったので、すごくやきもきしました。
ので、その気持ちをこちらにつづらせていただきます。
結末やストーリーの重要な部分には触れませんが、全く事前情報なしで映画を観たい方はご注意くださいね!
映画の主人公は繊細で豊かな感受性を持っている少女。彼女の誕生日には毎年、送り主不明の靴のプレゼントが送られます。そして19歳の誕生日。父親が事故で急死。そこへ、ずっと外国へいたという父の弟が現れて...
という感じのストーリー。
ジャンルとしてはサスペンスでしょうか。ややバイオレンスな要素も含むので、苦手な方はご注意を。
「これはどういうことなの?」ということがいっぱい起きるので、想像しながら観るのが楽しいです。事前情報なしで観るのをオススメします!
主人公は突然現れたミステリアスな叔父に惹かれ、ピアノを連弾する妄想をしたりします。
ここのシーンが!
ただピアノを弾いているシーンなのに、すごく、エロい...!
観てて「キャー」ってなりました。
そして、なんと、主人公があることをきっかけに、オナニーを(おそらく初めて?、と私は思った)始めるシーンもあったんですよ~
しかも、ストーリーとして重要な場面で。
「少女のオナニー」って、日本だったら必要以上にセンセーショナルに捉えられ、色眼鏡で見た形以外で描かれるのは稀だと思うのですが、この映画では「オナニー」という行為を変な色付けをせずに淡々と、あくまて重要なシーンのうちの一つ、という風に描いていて、すごくよかったです。
日本のAVのようにわざとらしい感じでなく、むやみに裸を映すでもなく、でもキレイなシーンで、不思議な感動をえました。
そして結末も、すごく、いい意味で、予想を裏切られる結果でした。
ネタバレをしたくないのですごーくぼやっと書きますが、「もしこの映画が日本で作られて、制作陣が男性だったら、結末は全て真逆になっていたのでは?」などと想像しました。あ~語りあいたい。
監督はファムファタルな女性やコケティッシュな女性を描くのに(私の中で)定評のあるパク・チャヌク氏。『オールドボーイ』や『親切なクムジャさん』などが代表作です。
氏が描くヒロインは、聖女か悪女か、ちょっとヘンな女(今回はこれ)か...の3パターンが多めです。
人間味やリアリティーがある、わけではないのですが、女優さんの魅力が最大限に引き出されて撮られている感じがする、というか、パクチャヌク映画の中の女優さんたちは輝いて見えるので私は大好きなのです。
(ちなみに人間味やリアリティのある女は、同じく韓国人の監督のポンジュノ氏が一押しです!日本映画ではほとんどお目にかかれない、ちゃんと心情が理解できてちゃんと違和感のない女に会えますよ~。オススメは『母なる証明』。)
パクチャヌク氏の『渇き』のキム・オクビンは辛くなるくらい本当に可愛いので、ぜひバイ&ビアンのいろんな方に見てほしいです!
さて、『イノセントガーデン』、映画の公開が5月の終わりだったので、そろそろ上映終了かも?気になる方は劇場にお急ぎください!
映画の公式サイトはこちらです。
それではエマでした☆
よい週末を!
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