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事業仕分けのニュース、今日も。それにしても、気が遠くなるほどに税金が使われる事業ってあるんだな。「新たな公」によるコミュニティ創生支援モデル事業とか、8020運動特別推進事業とか、柔道整復師の療養費に対する国家負担とか。「新たな公」は、あらたなコウ、と読むんだそうですが、いったい何だべ。8020 とは80歳になっても20本の歯を! の運動で、柔道云々は・・・読んでもよくわかりませんでした。当事者・関係者にしかわからないナニカってやつなんでしょう。それにくらべて蓮舫の”詰問”で話題になった「国立女性教育会館」。シンプルですね。わかりやすいですね。なんだかとてもいい教育会館のような気が、しちゃいますね・・・。でもさ。
数日前に、国立女性教育会館はいらない、ってこのブログで書いた後、知人から「国立女性教育会館」の予算削減撤廃をもとめる署名運動のお知らせがきて、気分が重い。フェミって、幅、広すぎ。意味、わかんない。
”「国立女性教育会館」がなくなることは、「男女共同参画社会」の後退だ。”
ということらしいが、そもそも論を言えば、あんな立派な建物がつくられた時に、
「ありがとう! ニッポン! こんなステキな建物をつくってくれて! これで、この国の男女平等も安泰。私、泊まる! いっぱい、泊まる、いやむしろ、住みたい!」
とか思ったフェミっていたんだろうか。
茶室やプールまである会館に入り、まず
「建物ばかり立派なものつくりやがって、ばかやろう」
という悪態が自然に口をついてくるってのが、内なるフェミ魂の自然な吐露であろうに。
口の悪い友だちは言う。
「女性教育のために必要なダムです! と言われているダムを賛成しているようなもんだよ」
ははは、そのトーリ、と私も思う。女性のため、男女平等のため、という冠のものであれば、中身を問わずに賛成しなければいけないなんて、哀しすぎる。予算削減反対署名をしたら、私、一生、税金の無駄遣いを怒る立場には立てなくなると思う。
「男女平等、日本もがんばってますよ!」
と政府に言い訳を与えるためだけの「象徴」としてのハコモノ。そんなもの喜んで手放しますよ、でも、女に必用な予算をガッチリいただきまっせ! という強かな交渉をできる女官僚を育てるための事業って、ないんですかね。