パッケージからトーイのデザインまで、細部まで美しく洗練された製品を生み出すイギリスのブランド「JE JOUE」から、素敵なトランプカードが届きました。
穏やかな表情で寝ころんでいる女性の手には【Je Joue Juno】が…まるでJunoで楽しんだ余韻に浸っているようです。
このカードは、【Je Joue Juno】【Je Joue Hera】の発売記念に作られ、社会のタブーに取り組むパワフルなイラストで有名なHezel Meadとコラボしたものです。数字ごとに違うイラストからは、まさに社会のステレオタイプを打ち破るようなメッセージ性とエネルギーが伝わってきます。
「Juno」と「Hera」の名は両方とも神話に登場する女神からつけられています。
ギリシャ・ローマ神話における主神の妻であり、ギリシャ神話ではHera、ローマ神話ではJunoと呼ばれる女神は、結婚を司る神様です。("Juno"は英語で6月を指す June の語源です。6月を「ジューンブライド」と呼ぶのは、Junoが結婚を司る神様だからなんですね)
そんな女神の名を冠した2つのトーイ。コンセプトは"あなたの中の女神を祝福しましょう！"
"You are a Goddxss. You do you." ——「あなたはGoddxssなのです。あなたはあなたです。」というメッセージの通り、カードには様々なGoddxss(女神)が描かれています。
人種や宗教、性別、年齢で固定されることなど何もありません。好きなこと、やりたいこと、何を身に着けるか身に着けないか、何を支持するか。それだって自分で決めて良いし、誰かに否定されるものではないのです。
少しだけ、カードをご紹介します！
AからKのちょうど真ん中、数字の7のカードには「Goddxss with the power to say No/Noと言える力を持った女神」が描かれています。
自分が愛したいものを愛し、したいことをするには、同時に"NO"と言う力も必要です。私たちが"女神"になるために一番大切なことが、トランプのちょうど真ん中で描かれているのは、JE JOUEからの強いメッセージを感じますね。
話は少し戻りますが、「女性のためのトーイの名前に結婚の女神なんて、安直では？」なんて思ったりするかもしれません。
ヘラ(ユノ)は結婚と貞節を司る神にも関わらず、その夫のゼウス(ユピテル)は神、妖精、人間まで、とにかく目を付けた女性に手を出しては、子供を産ませています。ヘラはゼウスの浮気を知っては激怒し、被害者である女性たちに復讐劇を繰り広げるなんてエピソードがたくさんあるわけです。
確かに、浮気相手の女性側に嫉妬し復讐をする部分はいただけません。ですが、誰にでも容赦のない彼女はきっと——夫が最高神でさえなければ——浮気男にも容赦なく制裁を下してくれたに違いありません(きっと！)
つまり、ヘラは決して、「黙って屈辱を我慢する女性」ではないのです。彼女は彼女なりの、"NO"が言えるのです。
「私」が「私」として自立的に生きることに、誰の承認も必要ありません。でも、たまに、寂しさを感じるときもあるかもしれませんね。そんな時は、このカードを眺めてメッセージを読んで、一緒にトランプゲームをしましょう。私たちは「一人」であっても「孤独」ではないのだと、このカードから勇気とエネルギーをもらえます。
皆さんはなんの女神ですか？ カードの中にいるかもしれないし、いないかもしれません。
力強い女神の名を冠したトーイやカードと一緒に、あなたがパワーをもらえるものを探しに行きましょう！
※【JE JOUE】の商品をご購入の方に先着で、こちらのトランプカードをプレゼントいたします！ぜひ、ゲットしてくださいね。
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