主人なんていませんッ!第94回 『当たり前の日常を手に入れるために』(Colabo代表仁藤夢乃編著)を読んで
2022.11.29
Colabo代表・仁藤夢乃さん編著『当たり前の日常を手に入れるために-性搾取社会を生きる私たちの闘い』(影書房、2022年)を読みました。
前回ご紹介した『道一つ越えたら崖っぷち』(アジュマブックス、2022年)は韓国の性売買経験当事者の手記でしたが、仁藤さんの本にはインタビューの形で性搾取被害を受けた若年女性の声が載っています。
韓国も日本も非常に似通った性搾取社会ですが、被害女性のための法律やシステムは日本のほうが相当に不足しています。
それだけにColaboが多くを背負わされすぎている現状です。