中山前国交相の「日教組の組織率が高い県は学力が低い・・云々」の発言。あまりにもばかばかしくて、相手にしたくもありませんが、彼のあの手の発言は、彼の常套手段ですね。このコラムで以前書いた、教育基本法改悪のための「タウンミーティング in 大分」における彼の発言(当時、文部科学大臣)「歴史教科書から従軍慰安婦の記述がなくなってよかった云々」も、「故意に」「意図的に」「わざと」でしょう! はっきり言って。「嘘も100回言ったら本当になる」とでも思ってるんでしょうか。
だた、国民投票によって日本国憲法を変えようとしている彼らにとって、自治労と日教組が邪魔で邪魔でしょうがないのは事実。憲法改悪ができる日まで、あの手この手を使って、自治労と日教組つぶしに躍起になるものと思われます。次なる選挙は憲法をかけた選挙となる! したたかに闘っていく所存です。
先日、授業を終えて3階から2階へ下りる途中、階段から落ちてしまいました。滑り止めがはずれかけていて、そこにスリッパがひっかかり、つまずいて落下。両手に教科書や出席簿をもったまま、5,6段の高さから引力に引っ張られるまま階下へ。両膝と右すね、右腕を強打してしまいました。チョークはボロボロに 折れてしまいましたが、直後から歩けたので、骨は折れずに済んでいるのではないかとそのまま勤務続行。勤務終了後、24時間やってる元「国立病院」(:現「医療センター」)へ向かいました。
ひどい痛みはあるものの、幸い車の運転に支障はなく、自分で運転することができました。その「元国立病院」は以前母が整形外科で入院していて、24時間しているのも知っていたので、通勤経路の途中だし、明日を待つより今夜のうちにレントゲン撮って骨折やヒビが入ってないか診てもらおうと思ったのでした。
ところが・・・。
時間外受付に行ってみると、「整形外科は夜間はやめました。近くの○○病院なら救急指定だから診てもらえると思いますよ」と断られ、痛い足をひきずりながら車に乗り込み、車をUターンさせて教えられた病院へ。
その病院の受付では「レントゲン技師はいますが、今夜の宿直は呼吸器科の医者です」と言われてしまいました。ううむ、これが夜間たらい回しの実態か?!・・などと思いつつ、呼吸器科でも技師がいれば骨折かどうかは判明するであろう、今夜のうちに骨の状態を把握しておきたいと、とりあえずレントゲン撮影をお 願いすることに。
医療事務のところで問診票の記入をするよう指示されて、奥のカウンターに行ってみると・・・「せんせ~い!」と声をかけられた私。・・・前任校の教え子がそこにいました。話を聞くと、高校卒業後2年間医療事務の専門学校に通って、この病院に就職して2年目。月に2,3回は深夜0時までの夜勤があるとのこと 。
教え子の成長ぶりに触れつつ問診票記入。看護師からも問診されました。以下やりとり。
看護師:妊娠の可能性はありませんか?
私:絶対にありません。(レントゲン撮影するからかこんな質問するのかな?)
看護師:一番最近の月経はいつでしたか?
私:えっと~、ちょっと待ってくださいね、手帳を見ます。・・・9月○日から○にです。
(手術や入院と関係する質問なのかな?)
あれこれ聞かれてレントゲン撮影。膝を曲げた状態や伸ばした状態、前から横からと4枚撮影して待機。しばらくして、噂の呼吸器科の医師とご対面~。
呼吸器科の医師:骨折もひびもなさそうですね。
私:じゃあ、このまま湿布貼っとくくらいでいいんですか?
呼吸器科の医師:でも、骨の破片のような白い小さい固まりが見えるから、一度専門医に診てもらったほうがいいですよ。
私:そうですか・・・
というような一連のやりとりの後、会計(先ほどの元生徒)で、「この病院、本来は新規外来は一切受け付けてないんです。ベッド数が○○床以上の病院なので、国の基準で、他の病院の紹介状がないと診ない病院になってるんです。今回は救急で来られたから新患扱いにはならないので、もしかしたら診てもらえるかも 知れませんが、ここの整形外科には県外からも患者さんが来るような病院なので、場合によっては2,3か月先まで予約がいっぱいなこともあるみたいです。明日、8時に予約センターに電話して確認してみてください」と、詳しく教えてもらって(持つべきものは元生徒?!)帰宅。今の病院は医者が患者を選ぶ時代なのか?と思 ってしまいました。
病院事情に詳しい友人の話によると、医療費を削減したい国の施策で、入院できる病院を大きい病院に集中させて、新規開院の個人病院では入院できないように法律が変わったとのこと。救急車のたらい回しや勤務医の過酷な労働状況なども含めて、医療費削減の悪影響は様々なところに出てきているなぁ・・・と実感し たのでした。
その夜は一度も寝返りをうてずに、かたまったまま朝を迎えました。
そうして、8時に気合いを入れて予約センターへコール!
受付:まだ整形外科の担当が来ていません。もしかしたら、予約がいっぱいで他の病院に行ってもらうことになるかも知れません。
私:だったら、昨夜撮ったレントゲンが無駄になるんじゃないですか?
受付:そうですねぇ・・・30分後にこちからかお電話しますので、少々お待ちいただいていいですか?
私:わかりました。よろしくお願いします。
(40分後電話あり)
受付:いまからでもかまいませんからお越し下さい。
私:すぐに伺います。
それから病院到着後、待つこと3時間半以上!! 総合病院ではありがちな待ち時間。「もう少し元気になってから病院に来ます」という皮肉の一つも口にしたくなるというもの。
勤務時間に間に合わなくなりそうだったので、待ち時間の途中で職場に「遅刻するかも知れない電話」を一方入れて、さらに待つことしばし。
ようやく「整形外科医」とご対面。
整形外科医:骨折もひびもありませんよ。筋肉の損傷です。
私:昨夜レントゲン・フィルムをご覧になった呼吸器科の方が、骨の欠片のような白いのがあるから、専門医に診てもらったほうがいいとおっしゃったのですが・・・
整形外科医:いやいや、そんなことはない。骨は大丈夫。このまま腫れなかったら何の問題もないけど、一応念のために1週間後に予約を入れておきましょう。腫れがひどくなるようだったらもう一度来てください。腫れなければ予約もキャンセルして構いません。
その後、腫れはひどくなりはしなかったのですが、重心のかけ具合によっては「膝かっくん」状態になったり、膝のある部分を触ると中から針で刺されるような鋭い痛みを感じることがあるので、もう一度病院へ。
整形外科医:もしかしたら、靱帯がきれいているのかもしれません。今度MRIで撮ってみないとわかりませんが。
私:ええっ! 靱帯を切っていても大して痛くなくて歩けるんですか?
整形外科医:痛くないこともあります。MRIの予約は・・・○日ではどうですか?
私:その日でお願いします。(・・・12日後かぁ。そんなに悠長な日程でいいのか?)
そうして、MRIを来週に控えて、日々痛みを抱えての暮らしを送っています。階段は一段ずつの上り下り、湿布は毎日6枚貼って、時々「痛いよぉ」と叫びつつ・・・。
問診にあった「最近の月経はいつだったか」に何の意図があるのか、次回MRIの時にきいてみようと思っています。
この「最近月経」の問は、人間ドックでも常套句。人間ドックといえば5年前私が受けたときには「未婚・既婚・死別・離別」を問う項目があって、「私の身体と未婚・既婚・死別・離別に何の相関関係があるのか? 非科学的な問ではないのか?」と看護師を問い詰めたことがあります。その問は、いまはもうなくなり ました(訴えてみるものですね)。以前、母が足の静脈瘤の手術で入院したときにも「未婚・既婚・・」の欄があって、看護師に問い詰めました。果たして、「最近月経」の問、膝の痛みに相関関係があるのでしょうか?
ついでに素朴な疑問が一つ。
女性に「最近月経」を問うのであれば、男性には「最近射精」や「最近勃起」を問うのか?
知っている方、教えてくださぁい。