Woman Shout-Out 11月の言いたい放題 アメリカでは? 質問に答えるから、みんな、集まって〜💜
2022.11.01
痛〜いと思ったら、すでに、遅し。
仙腸関節炎と診断されてから1カ月が過ぎました。
横になっていても、座っていても、立っていても痛いし、踊れない(泣)。数日間、立てず、歩けなくなる経験なんて初めてでフリークアウトしています。ドクターストップがかかり、リハビリに通い。仕事復帰だ〜と思いきや、2週間経ち、また、ドクターストップという事態に。まだ、検査中ではあるのですが、SERIOUSLY ?
I CAN’T BELIEVE IT な毎日を過ごしています。
さて、前置きは置いておいて、今回、ご質問を頂いたので、お答えしたいと思います。遅ればせながら、一つ目は、こっくそ〜について。コチラ側では、話題になっていた?
エリザベス女王が他界されたニュースはどのチャンネルも毎日のように取り上げていて、女王の国葬もTV中継されるほどアメリカ国民からの注目を浴びていましたが、日本で起きていた安倍元首相の国葬論議については、一般のアメリカ人には、影が薄かったようにも思えます。
様々な意見はあるかと思いますが、アメリカでの安倍元首相イメージは、日本で最も長く首相を努めたグローバルリーダーとしてかなりの好印象。安倍元首相の暗殺事件は、アメリカにとっても大きな衝撃で、ローカルのニュース番組でも毎日のように取り上げられていました。
山上容疑者については、母親の信仰していた宗教問題が原因となり犯行に及んだと報じられ、政治家と教会の関係性が疑問視されていると伝えられていたかと思います。
もう一つ、この事件で注目されたのは、銃社会でない日本で銃犯罪が起きたこと。その事実に、誰もが困惑していました。
銃規制もままならず、銃乱射事件や銃犯罪が多発するアメリカでは、銃の音を聞くのは日常茶飯事。ワタシの住んでいるエリアも治安は悪くないはずなのに、時々、銃の音が鳴り響き、道を挟んだお隣のアパートメントビルディングにも銃の弾がぶち当たった後がしっかりと残っています。ワタシ自身も銃を向けられた経験があるので、アメリカの銃規制の緩さに首を傾げていますが、一応、カリフォルニア州は、7つの銃器法を採用している州。アメリカの中では、銃規制の厳しい州に入っています。
なのに、恐ろしいことに、銃乱射事件の発生が多発する州でもあるという矛盾もあるのです。
ちなみに、家庭内に銃があり、もし、争いが起きた場合、女性が銃で打たれて殺害される率は500%も増加するのだそう。多発する銃乱射事件が起きても、あちこちで銃犯罪が起きても、銃が人を殺すのではなく、人が人を殺すと銃規制の強化に反論するライフル教会。狂っているとしか言いようがありません。
話、変わって、物価!
いまさらですが、コチラの物価は、めちゃくちゃ高いですが、もう、慣れました。ガソリンは、1ガロン6ドル50セントを超える日も……。遠出なんてできません。お高すぎる外食はほとんどしません。というか、できませ〜ん。
10ドルもするサンドイッチにOMG〜! 家で作りました。食材も日常用品のどんどん値上げしています。大好きな6個入りの餅アイスクリームが4ドル50セントまで値上がり、それプラス、サプライチェーンの問題もあり、スーパーでは、常に品博状態の商品が山ほどあります。カリフォルニア州の消費税は郡によって違いがあるのですが、ロサンゼルスの消費税は、9.5%。消費者に全く、優しくない見事な格差社会が広まっています。
とりあえず、給料は上げてはくれるのですが、仕事を2つ、3つと掛け持つ人も多くいます。いつまでたっても、お財布の紐を緩めることはできない状況で、どこまでワタシたちの首を締める気なの〜?!! と叫びたいくらいです。
それなのに、容赦なく、家賃は上がっていくので、ワタシたちをどんどん絶壁へと追い込んでいきます。治安が良い場所にある古くてきれいとは言い難い傷だらけの1ベッドルームのアパートメントでも2000ドル前後であれば、ま〜、お手頃価格? みたいな感覚になりつつあるので、ワタシたちの頭の中も相当、麻痺してきているのも確かです。
治安が良くないところであれば、もうちょい安い物件があるかもですが、今度は、自分の生命が危ない。アメリカでは、自分の身は自分で守らねばならないので、給料が上がっても、自分の生命と引き換えにマネ〜を根こそぎ持っていかれます。
さらに、アメリカには、日本のように全国民をカバーする国民保険がないのでこれまた難点。会社負担の保険もあるけれど、全額負担でないところも多いので、残りは自腹を切るしかない。保険のプランによって病院やドクターも限られていて、医療費もバカ高い。しかも、保険に入ってなかったら、税金を申告する際に罰金を払わなきゃいけなくなる。罰金を払う方が安く済むので、無保険生活を続けるしかないという負の連鎖も続いています。
ワタシは、今、病院通いをしていて、治療には、指定された病院に通っているのですが、これが、アポイント入れても、1〜2時間待ちは当たり前。最高4時間、待たされたこともあります。緊急だったら、死んどるわ……と思うこともしばしばです……。
診断にしても、ワタシのケースでは、5分程度の診断でサヨナラ。次から次へとくる患者のケアにドクターの手は一杯一杯で一人の患者と接する時間が限られているというベルトコンベア式の医療事情の現実があります。
次に、アジアンヘイト!
これまで、ワタシも、差別的な言葉を受けたり、偏見の目で見られたり、嫌な思いをしたこともあります。英語をネイティブとしないアジア人に対しての差別的な言動もあったりして、こういうものだから……と、ワタシも、今まで、普通に受け止めてきたワケです。
最近になって、やっとアジア系差別や偏見に目を向けてもらえるようになり、ワタシたちにも声があるということにまわりが少しずつ気づいてきてくれて、人々の意識も日々、変化が見えているとは感じています。
……にしても、正直、日本は、コチラで起こっているアジアンヘイトという言葉に過剰に反応しすぎなのでは? と思うこともしばしばです。これから先、すぐに差別偏見がなくなることはないかもしれませんが、ワタシたちは、前に進んでいます。日本も、自分の国で起こっている差別や偏見に向き合って、もっともっと立ち上がって声をあげていってほしいです。
それと、アジアンヘイトが原因で、日本に帰国する日本人留学生もいるの? との話を聞き……。
それくらい、こちらのアジアンヘイトが醜く拡大しているとの見解があっての意味なのかな? と受け取ったのですが、とりあえず、ワタシのまわりにいるアジア系の学生さんたちが、アジアヘイトが理由で帰国する人は、一人もいません。以前、ワタシの暮らしているエリアでアジア系住民への嫌がらせをする出来事が立て続けに起きて大騒ぎになったこともありましたが、今は、落ち着いてます。
それぞれが住んでいるエリアにもよって事情は違うし、もしかしたら、本人につらい出来事が起きてしまったのかもしれない。今、ここで起きている状況をどう見てとらえるかは、人それぞれ。感じ方も考え方も違う。サポートシステムが整っていて、帰る場所がある。自分が心身ともに健康的に暮らせる場所、勉学に集中できる場所、成長できる環境があるのであれば、そのメリットを最大限に生かすべき。それが、自分にとって良い決断ならば、それで良し。どこで何をしてどう生きていくのかを決めるのは自分次第。自分のことは、自分で考えて行動する。自分で決めた選択ほどベストな生き方はないので、WISH YOU GOOD LUCK! これからの自分のために頑張ってほしい❣️
なんか、今、こうして外から日本を見てみると、日本は、平和で暮らしやすい国だよなあ〜と感じてしまいますが、どの国に住んでいても難ありなことはあると思います。だから、ACT OF KINDNESSは忘れないでいましょう♫ 誰もが暮らしやすい社会に向けて、手を取り合って一緒に前進してまいりましょ〜♫
SEE YOU NEXT TIME❣️
CHAO💜