医療ライターの及川夕子さんと北原みのりが語るフェムテック入門トークイベントです。
フェムテックとは、Female +Technology の造語で、2016年にドイツで生理周期のアプリを開発した女性がつくった言葉です。
医療の分野でのデフォルトとは「male」オトコのカラダ、だったので、生理や妊娠、リプロダクティブヘルスに関わることが、健康問題としても、人権としても、真摯に取り上げられることはあまりにも少ないものでした。そういうなか、女性たちが自分たちの健康と権利のために、最先端のテクノロジーを駆使して、よりよい生活を送るために開発された商品を「フェムテック」と呼んでいます。
とはいえ・・・なんとなく今、流行の経済用語のようになってしまっている感もなきにしもあらずの「フェムテック」。だからこそ、「きちんと原点に立ち戻り」、女性が生涯向き合う自分のカラダのこと、ホルモンのこと・・・を考える機会になりました。
<プロフィール>
及川 夕子 医療ライター、ライター、エディター
栃木県出身。新聞社勤務を経て、20代後半で独立しフリーランスとなる。新聞、雑誌、WEBメディアなどで記事の企画、編集、執筆を手がける。近年は女性の健康・美容、更年期のヘルスケア、医療分野の取材、執筆を中心に精力的に活動。FRaUや日経Gooday、Helico、m3.comなどで執筆中。著書に「365日機嫌のいいカラダでいたい。 現代を生きる私たちのヘルスケア・アップデートブック」。「男は40代、女は50代から悪玉コレステロールの罠にはまるな」(執筆協力)など。
<プロフィール>
北原みのり ラブピースクラブ代表
フェムテック業界を牽引するLOVE PIECE CLUB代表。近著に翻訳者として「こんにちは、同意」(集英社)。1996年に女性が性を安心して楽しめる場をつくりたいとLOVE PIECE CLUBを立ちあげる。
「ホルモンに左右される私たちのカラダをみつめ、丁寧に向き合う話を及川さんできることを楽しみにしています!」