ラジオでCOVID-19 水曜夕刊便 Vol.5 「もし、オリンピックがなかったら・・・」
2020.12.23
オンライン水曜夕刊便 第五回、年内最後の配信です。 水曜夕刊便は医師、元感染症研究員・現福祉職員、フェミニスト作家の三人が、フェミニスト視点でCOVID-19について考えるラジオ番組です。
COVID-19であぶりだされた性差別の現実、弱者を切り捨てる政治をリアルタイムで語ることで記録していきます。 もし2020年にオリンピックが予定されていなかったら。もし2021年に何が何でもオリンピックをやるのだと政府が宣言しなければ・・・もしかしたら日本の現状はまだマシだったのでしょうか。 もし・・・の可能性を考えずにはいられないほど、日本は失敗しています。
東アジアで最も感染者率が多く、無策により生活を壊される人が増え続けています。 なにより前年に比して、自殺率、特に女性の自殺率は2倍近くまでふくれあがっている現実は、コロナ禍で日本社会のミソジニー、性差別状況が剥き出しになったと言えるでしょう。 日本は世界有数のPCR検査機器保有国。それなのに、厚生労働省と文科省の縦割りの派閥で、文科省管轄の医学部が保有するPCR検査機器を使えない問題が起きてしまった事実を早くから指摘してきた元感染症研究者で現福祉職員のオガワフミさん、日本女医会の理事であり、青木ペインクリニックの院長である青木正美先生に、作家の北原みのりがお話を伺います。 この番組は、今、起きていることを専門家お二人のお話を伺いながら、記録していくラジオ番組です。 不定期に水曜日に配信しています。
<出演者>
青木正美 青木クリニック院長と公益社団法人日本女医会理事
オガワフミ 福祉職員 日米の大学院で病理学と公衆衛生学を専攻
北原みのり 作家・ラブピースクラブ代表