FEMINST IS NEW SEXY FEMINIST BEYOND HAIRCUT オンナが髪を切るとき
2019.04.13
一年中、温暖な気候でシーズンを感じるコトのないカリフォルニアですが、今年は、雨も多く寒空の冬が続いておりました。いつもスッカラカンの晴天続きに慣れきっているカリフォルニアンは、雨が降ると大騒ぎっ。
雨が降ろうが降るまいが、いつもと変わらず車をガンガン飛ばすカリフォルニアンなので、あちこちで事故が多発。いつも以上に渋滞するフリーウエイでは車が横転して(1台や2台ではない……)、大渋滞。駐車場状態と化したフリーウエイで立ち往生するカリフォルニアンたちは、目的地に辿り着くことができずにカリカリとしている。
大雨が降ったら、学校や仕事は二の次。遅れて当たり前。もしくは、欠席だって普通にある。でも、それで、OK! 事故って怪我して病院行きになるよりは、休んだほうが平和に過ごせるもんね♬
今年の冬の寒さだって、カリフォルニアンたちにとっては、ただごとではないっ。ニッポンや東海岸から見れば、暖かいと感じるカリフォルニアの天候は、カリフォルニアンにとっては暖房が必要とするくらいのシリアスな寒さなのだ。ワタシも、この寒さにこたつが恋しくなったほど……。
そんなカリフォルニアのなが~い冬も終わり、やっと、春を感じる暖かさが戻ってきた? YAAAAY♬
そして、ワタシのぼーぼーとなった伸びきった髪の毛もやっと短くヘアカット♪
アンダーカット入りのバズ刈りカットとなり、ようやく自分復活。すっきり爽やか♬
振り返れば、昔、長~いロングヘアーであったワタシ。
当時は、オンナだし、サラサラのロングヘアをキープし、日々のお手入れも欠かさずしていた。短くすることなんて考えてもいなかった。オトコは短く。オンナは長くという方程式が頭に入り込んでいたのだと思う。それから、時が経ち、どんどん髪が短くなり、今や、このと~りだ。
ココシャネルの名言
“A Woman who cuts her hair is about to change her life“
髪を切るオンナは、まさに今、人生を変えようとしている“
これは、まさにその通り。自分にも当てはまる。
ワタシが髪を短くした理由は、ワタシ流のフェミ的ソーシャルステートメント(もちろん、ソーシャルステートメントと長い髪をもつフェミもたくさんおります)。
遠い昔から、長い髪をもつ女性は、“her crowning glory”(オンナの冠、オンナの栄光)と言われていて、長く美しい髪をもつオンナは、オンナであることの誇り。
これだけウーマンエンパワメントが華やいでいるのに、アメリカでは、いまだに美しいとされるオンナイメージは髪が長くスキニーなバービードール。ステレオタイプなオンナのイメージが残ったままだ。
ニッポンの女性といえば、オトコより一歩下がり、おとなしい、つつましいという古典的なイメージがいまだにあるほどで、WTF!! WHAT A F**K!! である。
それなら、サイドにアンダーカット入れたバズ刈りショートのアジア系オンナがどう見られるのか? どう受けいれられるのか!? という試みもあり、サイドとバックにバリカンを入れて短くしてみた。
そしたら、“失恋っ?” “勇気があるね” ”おとこのこみたい“ ”ワタシにはできない“ ”もしかして、オンナ好き?! レズビアン?“ ”パンクロッカー?“ ”ファイターだね“ などと言われてきたけれど、一番多い言葉が、”YOU LOOK GOOD! / カッコいい” “YOU ARE SO BRAVE/勇敢な人ね” だ。
モールやスーパーで買い物している時もカフェでお茶をしている時も本屋でブックハントしている時も、ジムでワークアウトしている時も、ただの通りすがりの人も揃いも揃って “I LOVE YOUR HAIR♡♡“ とジェンダー問わずに声をかけてくれる。そこから、フェミ話に花咲くことが多くある。
出会ったばかりの女性たちが、次々と髪への想いを話してくれるのは、とてもうれしいこと。なかには、髪を切りたいけれど、勇気がでない。髪が短いのはオトコ。長いのはオンナという抜けきれないイメージが自分を束縛している。自分はショートにしたいけれど、母親や父親が許してくれないという話も聞き、女性たちが髪にしばられる重さも知るようにもなった。
このヘアスタイルは、今の自分にピッタリとマッチして、すごく気に入っている。何よりも、ウーマンエンパワメントを主帳するメッセージがヘアスタイルを通して伝わっていると感じられることがうれしく思う♬
髪といえば、ハリウッドでハーヴェイ・ワインスタインから性的暴行を受け、被害を受けた女性が立ち上がるきっかけをつくった女優Rose macgowan(ローズ・マッゴーワン)がセクシーのシンボルであった長い髪をバッサリと切った。髪を短くしたら“ブロークンハート?”と質問攻めにされ、いらだちがあがったという。
ローズ・マッゴーワンは、こう語っている。
ハリウッドで権限を握る人間のほとんどはオトコたちだから、もし、ハリウッドで成功、仕事をしていくとするなら、長い髪であることが必要不可欠なの。もし、オトコたちがそれを必要としていたら、それを与えなければいけないのよ。オトコたちがファックしたいと思うオンナじゃないと仕事がもらえない。FUCK ME BIG BOYって餌を与え続けなければならない。それを教えてくれたのは、女性エージェントで、いつも、それに踊らされて演じる自分が恥ずかしくて情けなくて、セックスシンボルとして見られていたコトにずっと違和感を感じていたわ。外見だけを見て、オトコたちが寄ってくる。私は、オンナとかオトコとかではなく、私は私でありたかったのに……。
ブロークンハート?
答えは、YES。
ワタシのココロは壊された。
それが許されてしまう社会にココロが破れた。
FUCK HOLLYWOOD.
FUCK THE MESSAGING.
FUCK THE PROPAGANDA.
FUCK THE STEREOTYPES.
髪を短くした女性たちが、こう語る。
私のパワーは、自分自身にある。
もう、隠すことは何もない。
もう、縛られることもない。
私は、自由だ。
So, U have problem with feminism?
We are always open to criticism.
BE KIND TO ONE ANOTHERJ
HUGS♡♡
“New Common Sense: Individuals Changing the World.” がテーマ。
マイクロソフトのビルゲイツ氏、元グーグルのエリック・シュミッドCEO等テック業界の超大物らも壇上する韓国で開催されるテックカンファレンスSBS D FORUM (SOUL DIGITAL FORUM)は、#ME TOO ムーブメントをサポート。
http://www.sdf.or.kr/2018/aboutus/aboutUs.jsp?lang=en
2018年、女優ローズ・マッゴーワンさんが壇上に立ちスピーチを行った。
#ME TOO
[SDF2018] How to be brave - Rose McGowan
BRIT AWARDでパフォーマンスをするセクシーフェミニストP!NKの衣装に注目っ!
WHAT ABOUT USのパフォーマンス中にP!NKが羽織っている白のジャケットをよく見て見るとLGBTQ RIGHTS、WOMAN EMPOWERMENT、ME TOO, BLACK LIVES MATTER, I'M WITH HER, CHOOSE LOVE NOT HATE, FIGHT LESBIAN AND GAY OPPRESSION, HUMAN RIGHTS, NO HUMAN BEING IS ILLEGAL などメッセージが綴ってある。
P!nk - Live at The BRIT Awards 2019
これまた、ワタシの愛するセクシーすぎるフェミニストRUBY ROSE♡♡
超モテモテのBAD ASS RUBYにBAD HAIR DAYはない。
Introducing Vice Lipstick By Urban Decay Featuring Ruby Rose | Sephora