
皆さん!!こんにちは!!お元気ですか??
アジ原ゲバ子でございます!!
あっはあ、暑い、暑い。ゲバ子、実は暑いのは大好きである。こう暑いと体と脳にサンバのリズムが自然と脈打つっつうもんである。ウーー、マンコ!!失礼、マンボ!!
ゲバ看板もよく乾き、暑さとシンナーでレロレロハッピーになりながら、ゲバ子は今日もバイブと一緒にブルブルと汗をかくんである!
さて、先日のことである。
街頭ゲリラ演説を終えて電車で帰宅するゲバ子は、ある車内広告を発見し、サンバのリズムがゲバ子から遠のいていくのを感じた。
なぜか?何を見たか?
米焼酎「白水」の広告である。同士諸君はごらんになったことがあるだろうか。
ワインなどで知られる(?)メルシャンが出している、こだわり米焼酎。
「こしひかりと阿蘇白水村の名水でつくりました」、米焼酎。
「ちいさな、しあわせ」米焼酎。米焼酎…
無論、ゲバ子は焼酎にはてんで興味がない。ゲバ子はもっぱらビールである。夏はサンバにビールがありゃ何もいらない。あ、あとバイブ。あ、あと刷毛。
街頭ゲリラ演説のあとのビール一杯なんぞ、格別である。
なので、その「白水」なるものがどんなにこだわりをもって作られたかを聞いてもゲバ子はてんで焼酎に興味がない。
では、何か?
その広告は、霧がかかった幽玄な阿蘇山脈(おそらく)を背景に、大文字でこう抜いてある。
「しあわせですか?
ほんとうですか?」
そしてその横に「しあわせチェック(3)」なるものが27項目列挙してあるんである((3)ということは(1)(2)に関してはすでに発表済みなのであろう)。いくつの項目にチェックがつけば「しあわせか?」などというランク付けこそしていない。が、その項目の内容にゲバ子、唖然である。
こういう具合である(順不同)。
「ローンがない」「出社時間がフレックス制だ」
ふむふむ。
「単身赴任だが楽しい」
へー
「部下がいいやつだ」
「成人病にまだかかっていない」
「骨折をしたことがない」
ふ・・ん…???
「最近大きな仕事をモノにした」
「家にトロフィーがある」
「子供がクラスで5番以内だ」
んお?!(怒!!)
「一番風呂の権利がある」
「閑静な住宅街に住んでいる」
「遅く帰ってもご飯がある」
「父親席がちゃんとある」
「車内美人率が高いと思う」
「妻の料理が旨い」
ぬおおおおおおおお!!!!!(激昂・沸点!!!!)
最後の項目「白水を飲んだことがある」
(すでにゲバ看準備!!)
これは、これは、「しあわせチェック」ならぬ、チンコ星人によるチンコ星人のための、とんだ「チンコ度チェック」ではあるまいか!なのに、なのに「ちいさな、しあわせ」だなんて、あーた!!
細かくみてみよう。
まずは「最近大きな仕事をモノにした」「部下がいいやつだ」「社内美人率が高いと思う」・・であるが、これらは「企業」を念頭においたある組織の中でのチンコ星人の地位(やや年輩)に伴う権力・暴力の特徴を表している。
「平成13年度版男女共同参画白書」によれば、企業の管理職に占める女性の割合は係長8.2%、課長で3.4%、部長で2.1%。この管理職の徹底した女の数の少なさは会社という圧倒的にチンコ星人支配の組織の中で女がその意思決定に携わる機会がほとんどないことを示している。これに加え、同士キタハラのいう、いつまでも何歳になっても「おんなのこ」扱い、つまり「常にチンコ星人の役に立つ可愛いどうでもいい存在」でありつづけることを強要される「社内DV」の環境の中で、女に「大きな仕事」が回ってくることはまずない。
会社だけではない。国会・地方議会などにおける意思決定もそう。衆議院の女性比率は7.5%、参議院17.1%、都議会5.5%、市議会10.1%、町村議会4.5%。行政もそう。国会公務員の管理職の女性比率は1.2%。
女を徹底的に意思決定の場から締め出し、周縁に配置することで成立する、「大きな仕事をモノにした」チンコ星人。
「部下がいいやつ」なのも、部下がほとんど「男」であり、その「男」たちはいずれは意思決定の中枢に行く予定の「男」であることと大いに関係あるだろう。意思決定の中枢を担わんとするチンコ星人は、上のヒエラルキーのチンコ星人にとって「いいやつ」であることが、いずれは意思決定の中枢に行く条件になるだろう。
そして自分の言うことを聞く男の「部下」以外は、若くてきれいな「おんなのこ」が目下チンコ星人の最大の興味である。「社内美人率が高いと思う」。
ゲバ子、この前久しぶりに終電に乗った。で、終電に集う男たちのチンコな会話を耳にした。そこには夜の7時〜10時帰宅の男たちとは異質な会話が平然と取り交わされていた。夜の7時〜10時帰宅の電車の中は、一人で帰宅する男たちが多い。ところが、終電ともなるとともに飲んでいたのか、ともに残業をしていたのか、仲間で帰ることが多いとゲバ子みた。そうすると、である。会話は俄然、
「この前取引先のお見舞いに、○○(名前)が行くと言ったので止めたんですよ。で、女の子に行かせたんです。○○さん。」(40代)
「うひひひ、そりゃ、そうだ。常識だよ。君、よくやったね」(50代)
とか
「今度の部署は女の子少ないんですよ。部長怒ってましたよ。どうにか手配してくださいよお」(30代)
とかいう会話が平然と車内を駆け巡っているのである。
「女の子」「手配」「行かせる」…
これら組織内の意思決定中枢にいる(あるいは将来いるであろう)チンコ星人たちの、オンナへの暴力。「おんなのこ」の強要と外れる者の徹底排除とオンナの徹底支配。
そうやって意思決定中枢にいるチンコ星人は、資本主義制度のもと男女の賃金格差が100対41の中で、総じて大きなお金を手にしていく。そうして「閑静な住宅街に住んでいる」こともありえていくのである。
さらに組織内ヒエラルキーを登らんと、あるいはすでに登っているチンコ星人にとって、「子供がクラスで5番以内だ」というのはチンコな自尊心を大いにくすぐる材料となるだろう。親の学歴・経済資本が子供の学歴に再生産を生んでいる日本ではなおさらのことである。クラスで5番以内になれるくらい、塾などへの教育費が出せるというチンコ星人の金勘定もここで見え隠れする。
そして「家にトロフィーがある」(ゴルフのコンペのトロフィーとみた)くらい、コンペに行ったり練習に行ったりとゴルフに週末をさんざん費やしたあとは、「一番風呂の権利」と「父親席」を要求するチンコ星人たち。そして自らがどんなに遅く帰っても「料理の旨い」妻が作った「ご飯がある」。
組織内のみならず家庭内においても、いや家庭においてこそ発揮されるチンコな要求。「家長」としてのチンコな威厳。彼らの「ちいさな、しあわせ」な「一番風呂の権利」や「父親席」や「遅く帰ってもおいしいご飯がある」がかなわなければ、「ちいさな、しあわせくらい満足させろ」とDVに容易に走りうるんだろう。
他愛もない「ちいさな、しあわせ」に一見みえる、「骨折をしたことがない」「成人病にまだかかっていない」ですら、どれだけオンナの「愛の労働」に負っているのであろう。どんなに暑くてもスーツにネクタイをしめる、妖怪「暑いのにスーツ」である彼らチンコ星人は、満員電車で自分の感覚を殺してみたりなど、自分のカラダやココロのいたわりが一向にないのに(他者にないのはもちろんのことである)、病気がないということは、だ・れ・が体調管理責任を負っているかということである。ああ、愛の労働!愛の搾取!
ああああ!!これらのことが、「ちいさな、しあわせ」???
「ちいさな、しあわせ」どころか、「巨大な、チンコ」である!!
この広告を作った代理店とメルシャンはおそらく、まずは「味覚のジェンダー」(日本酒、辛口ビール(EX)朝日スーパードライ)は男のもの)を疑おうともせず、焼酎、とりわけ「こだわり米焼酎」といえば、「人生の渋みを知った男性」と宣伝対象を絞り込んだのであろう。
その上で、「人生の渋みを知った男性たちは、リストラとか能力給制度とか世知辛い世の中でがんばって、疲れ果てている。しかし、しあわせは、あなたの身近に、ほらそこに、小さなことに宿っているじゃありませんか?としみじみした、ちいさなしあわせをかみ締めなおして欲しい。」とかなんとかコンセプトをだし、うーむそれがいい!とその会議に集うチンコ星人たちは目に涙すら浮かべて決定したにちがいない。
その「ちいさな、しあわせ」がどんなに「巨大な、チンコ」の論理で成り立っているか!!!そしてそんな「巨大な、チンコ」の論理で誰が排除され、抑圧され、今まさにサバイブしているのか!!!!!「しあわせですか?ほんとうですか?」どころではない!!「チンコですね、ああ、ほんとにチンコだよ」な心境である!!
ゲバ子はたまらず、車内で刷毛を取った。そして、その「白水」の広告に対抗するゲバを作り上げたのである!!!
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