
こんにちは。アジ原ゲバ子でございます。皆様、お元気でござりましょうか。
憲法記念日の今日、憲法をずたずたにしている、あるいはしようとしている状況につ
いて皆さまと語ることになるとはなんとも皮肉な話でございます。
前回・前々回と三位一チンコな欲望を背景にした剥き出し怒張チンコの論理の闊歩
を許す「有事法制」について書き、早くも法案が国会で趣旨説明がなされたわけだ
が、そんな「有事法制」を支える法案や状況が、メディア規制3法案(個人情報保護法
案、青少年社会環境対策基本法案、人権擁護法案)のほかにまたまた浮上してきた。
一つは、ファシストチンコ・小泉の靖国神社参拝である。8月15日でないからと
いってこの参拝行為の憲法違反性はまったく減じないのであるが、なぜこの時期に・
・?ってことを考えると、「有事法制」との関係が見えてくる。それは、今後チンコ
・ブッシュの世界権益を守るために世界規模での怒張チンコの振りまわしを捧げ持
ち、自衛隊の海外出動・海外攻撃がさかんになると、予想されるのが日本人戦死者で
ある(それ以上に日本の攻撃によって命を落とす人のことは予想していない!)。
「国」のために、あるいは「国」を代表して「国際貢献」のために死んだのであるか
ら「国」として慰霊するってことになると、戦死者の慰霊施設作りが必要で、方法と
しては靖国神社の公的施設への格上げか、それがだめなら新たな国家的慰霊施設の建
設が必要となる(渡辺治著「週刊金曜日3月1日号P31」)。今のチンコ小泉の参拝
は無理やり靖国に行ってしまうことで、靖国の公的施設としての役割を事実上作ろう
としているとしか思えない!!それも「有事法制」が通らんとしている今の時期に。
そして言うのだ。「政治家として一番大事なことは、この平和と繁栄を維持、発展さ
せることと、2度と戦争を起こさないことだ。」(チンコ小泉のコメントより)
おーっほっほ!!開いたアナルまでが塞がらなくってよ!!
政治家という公権力が憲法にいう政治と宗教の分離の原則を破り、さらに戦前の軍国
主義の精神的支柱を参っておいてよ、しかも戦前の日本軍が殺したアジアや沖縄や多
くの人の命を顧みずよ、どの面下げてそんなこと言ってんだ?あん?
またもう一つ。重要なことが。「有事法制」やメディア規制3法案に隠れてしまっ
てあんまり目立たないが、重要な法案が今通らんとしている。
それは今国会で審議が始まった「テロ資金防止条約」とその国内法「公衆等脅迫目的
の犯罪行為のための資金の提供等の処罰に関する法律案」(いわゆるカンパ処罰法)
である。
まず「テロ資金防止条約」であるが、テロに関わる団体・個人に対する資金援助と受
領を犯罪として処罰するものであるが、その規制対象となる「テロ行為」自体の定義
があいまいである。
さらにその国内法であるカンパ処罰法にいたっては、まず「公衆、政府、外国政府、
地方公共団体に対する脅迫目的」で対象とされる犯罪行為をくくると共に、対象犯罪
を航空機、船舶、人質などだけではなく、「爆発物を爆発させ、放火し、その他・・
・重大な危害を及ぼす方法により重大な損傷を」電車などの運搬車両、道路、公園な
どの公共施設、原発、電気、ガスなどの公用施設、建造物などに与えることにまで拡
大し、範囲が曖昧になっている。 しかも、授受された資金が対象とされる犯罪行為
に使われたかどうかに関わらず、10年以下の懲役または1000万以下の罰金を科すとい
う。
例えば、イスラエルの侵略と暴虐に抵抗する女たちのネットワークにカンパをして処
罰されるかもしれない。前にゲバ子が出会った、アフガニスタンにおいて北部同盟や
タリバーンという一連の原理主義政権による女への暴挙に反対し、難民キャンプでの
識字教育や食糧配給や職業訓練などを行っている「RAWA」にカンパをすれば(もう現
にゲバ子はカンパした)罰せられるかもしれない(現政権に北部同盟の男たちがい
る)。さらには、ファシスト・チンコ石原に反対するために、公園で道路でゲバ子が
ゲバ看を描き、ベンチやブランコや電柱を汚そうもんなら、抵抗パフォーマンスで花
火をしようもんなら、そんなゲバ子にカンパをする人に懲役が科されるかもしれな
い。
だって、だって、「テロ」ってファシスト・チンコ・ブッシュやファシスト・チンコ
・シャロンが「テロ」といえば「テロ」だから。その地域でそのファシストチンコ星
人がどんなに残虐なことを行おうと、その地域でそのファシスト・チンコ星人が権力
者なら、それに対する反対運動はす・べ・て「テロ」だから。
社民党の福島瑞穂参議院議員は言う。
「 これは、刑法には無い「カンパ罪」の新設です。 例えば、パレスチナの運動にカ
ンパをして処罰されるということもあるかもしれません。アフガン難民支援、チベッ
ト独立、ビルマ軍政に反対する活動や反戦運動など、他にも様々な市民活動が対象に
なる可能性も考えられます。 南アフリカのアパルトヘイト廃止運動やネルソン・マ
ンデラ氏、また、東チモール独立運動なども、かつて時の政府からテロ活動として弾
圧を受けました。テロの定義は極めて難しいものです。
ところが、今回の法案では、テロ行為の判断は捜査機関の手に委ねられ、また、破
防法・団体規制法のような団体認定の手続きもないので、処罰範囲が拡大し、恣意的
なものとなる可能性があります。 表現手段を奪われた民衆が行なう抵抗をテロ行為
として規制することを認めれば、国際社会が抑圧的な政治・宗教体制の延命に手を貸
すことにもなりかねません。カンパが処罰されれば、思想信条の自由や結社の自由等
が著しく侵害される恐れがあります。 戦前の治安維持法における「団体のためにす
る行為」を処罰の対象とした目的遂行罪以上に、この条約と国内法は治安立法として
猛威を振るう危険性があることを、しっかりと言いたいと思います。」(福島瑞穂さ
んのメールマガジン「福島瑞穂の国会大あばれ2002年4月24日号」)
「治安」――「治安立法」――――。あああ、まさか、あああ、まさか、2002年に
こんな言葉を聞くとは夢にも思わなんだ!!学校ではすっ飛ばされがちの日本史の戦
前・戦中の歴史上の言葉かと思っていた!!「治安」とは、「国家・社会がよく治
まっておだやかなこと」(旺文社国語辞典より)。
そんな「治安」とは結局、チンコ星人によるチンコ星人のためのものであること
は、WOMEN In BLACKに参加すればよーくわかる。ゲバ子、白いヘルメットやよれよれ
のTシャツしかなかったのであるが、なんとか黒衣を用意して行った。その日はアメ
リカ大使館の前のスタンディングであった。30分間の沈黙のスタンディング。
武器を持たない黒衣の女6人に対して、私服・制服合わせて8人の警察官。護送車1
台。中にはデジカメを持っているものもいて、すきを見て写そうとしている。で、
我々の中で一人の人が持っていた「武力では何も解決しない」という英語のアピール
をしきりにメモしている。「これどういう意味?」と聞いているところをみると英語
はわからないらしい。
ゲバ子が「それはアメリカ大使館に報告するのか?」と聞くと、むっとしたように
「いえ、こちらで使います」だと。おうおう、何に使うってんだ??
そして同志キタハラの報告にもあったようにしつこく「代表者」「計画者」を聞く。
「そういった代表者はいません」と言っても、「ではあなたの名前は??」と聞く。
すると今度は別の気のよさそうな警察官が(もちろん銃携帯)、「いやー、お疲れ様
です 。」とやってきて、「皆さんは主婦の方?」と聞く。「いいえ・・」という答
えを足がかりに、さりげなーく職業尋問。そして監視しているのに、さりげなく「い
やー、黒って色は女性の肌にはいいっていいますよね。ほら、黒は紫外線を吸収する
からね」とあるある大辞典で仕入れたネタを披露してくる。あたしゃ、火サスの「お
い、お前のおふくろ泣いてるぞ。」とか「カツ丼食うか」を思い出したね。
武器を持たず沈黙して立つWOMEN IN BLACKな我々に銃携帯であの手この手の監視っぷ
り。ゲバ子、警察官達のこちらを見る目を忘れないよ。あの見下したような、嫌なも
のを見る目つき。そして我々が激情にかられようもんなら、いつでも銃を発砲でき
て、いつでも護送車でしょっぴくことのできる権力としての警察官。これが「治安維
持」である。
それでもゲバ子は30分沈黙して立った。普段はウオオオオオと怒りにまかせてゲバ
を描きなぐり、ゲリラ街頭演説とシュプレヒコールをうつゲバ子。沈黙とは程遠い血
を持つゲバ子だが、この沈黙の30分間で不思議な力がむくむくと湧いてくるのを感じ
たんである。
そもそもWOMEN IN BLACK は1988年のインティファーダ(民衆蜂起)の時に始まっ
た、パレスチナとイスラエル女性によるパレスチナ占領政策に対しての抗議行動だっ
た。犠牲者への哀悼の意と現在も起きている重大な人権侵害に抗議の意をこめて黒衣で立ったのであった。
LPCの有事法制特集「チンコ星人は危機がお好き」の中で、WOMEN IN BLACKに参加
している辻井美穂さんの原稿に、旧ユーゴスラビアで戦時中、ベルグラード・ウィメ
ン・イン・ブラックという反戦ネットワークを立ち上げた、レズビアン・フェミニス
トのリーダー、レパ・ムラジェノビッチの言葉が記されているが、彼女は「私たちの
目的ははっきりしていた。クロアチアとボスニアで参戦しているセルビアの体制に反
対し、軍国主義とそして女性に対する暴力に反対すること。・・戦争中のこの時期に
黒をまとうことは無力さの一部を力と行動に変えていくことを意味した。」と書いて
いる(VAWW-NET JAPAN 旧ユーゴスタディツアー報告「憎悪のナショ
ナリズムを超えてーバルカンの平和と共生の未来を創る女性たち」P50)。
ゲバ子が感じた、むくむくと沸いてくる不思議な力―――。それはーー、
いつでもゲバ子を殺したりしょっぴいたりできるチンコ(権力)を目の前に、
剥き出しの怒張チンコの論理をまかり通そうという巨大な三位一チンコなチンコネッ
トワークの前に、ゲバ子のオナニーを妨げカラダをバラバラにしていく軍用機の前に、
さらに今現在において日常的に行われるチンコ星人達による有形・無形の暴力を前
に、ゲバ子が感じてしまう無力感を、絶望感を、そのまま受け止め肯定することで生まれ
る、開き直りともとれる新しい生命力―なんではないか。
同志ココマンは「わたしはわたしの無力を肯定し、力を手に入れないことで、もっと
大きな自由を得たい。」と言った。
辻井美穂さんは「反対運動によく見られるように、闘争そのものに意義を見出すので
も、立場を押し付けたいのでも、差別や抑圧に満ちたプロセスを踏んだりするのでは
ない。男の人のやり方を真似するのでもない。でも私はりんとして、自分の表現で
はっきりと軍事化と暴力に反対する」と書いた。
無力感の一部を力に変えて、ゲバ子は思いを馳せた。
「戦争はんたーい!!」の雄叫びや何百人、何千人の動員のシュプレヒコールもそれ
はそれで有効だろう。
しかし、激情に駆られることで抜け落ちるものがある。
今この瞬間にイスラエルにもアメリカにも同じ意思を持ち行動する女たちがいること、
空爆におびえ空爆で愛する命を奪われ、その結果かつて女を虐げ拷問した男達が何く
わぬ顔して新政権に入り、さらに大震災に見まわれたアフガニスタンの女たちのこと、
パレスチナの人々の恐怖のこと、奪われた命のこと、
戦争がおきていない日本で、戦争をするための訓練を施す沖縄の米軍基地の近くで、
米軍兵士からレイプされ、その壮絶な体験をやっとの思いで語ったサバイバーの方の証
言を聞いたときのこと、
未だに日本政府による真相解明とそれに基づく公式の謝罪と補償を受け取っていな
い、元日本軍性奴隷制度を生き抜いたおばあさんたちのこと、生きぬけなかったおば
あさんたちのこと、
ナヌムの家でハルモニの手を握ったときのシワの感触とあったかい温度のこと、
日本軍性奴隷制度に組み込まれながら、今だ名乗りでることのできない日本人女性の
こと、
DVやストーカーで命を失った女たちのこと、
女の性暴力への立ちあがりに対し「痴漢冤罪」をわめくチンコなメディアのこと、
モノ言う女をコテンパにする徹底したマンコ潰しの餌食になってしまった辻元っさん
のこと、土井党首のこと、 田中元外相のこと 、
女への暴力は「個人的な小さな問題」と矮小化し、「平和」「戦争はんたーい」と叫
ぶチンコ星人達のこと、・・・・・・
単に今の「軍事化」「軍事攻撃」に反対するのではない。それと根っこでつながって
いる、今この瞬間の身の回りのチンコな論理、チンコな暴力のすべてに対して思いを
馳せ、反対をし、犠牲者に哀悼を表し、祈る。今この瞬間のチンコな暴力が、戦時に
は先鋭化するというだけの話である。
先に紹介したレパ・ムラジェノビッチは言う。「わたしたちが、男性の女性に対する
暴力は他のあらゆる暴力への引きがねとなり、果ては、戦争という暴力になりうるこ
とを知っていたら。これら全てをわかっていたとしたら、私は以下のことを問いた
い。女性に対する男性の暴力は戦争犯罪ではないのか?そして私たちはそうした思想
を実践するフェミニスト法体系を想像し実践したくはないか?」(前出「憎悪のナ
ショナリズムの超えて」P54)
我々は、チンコ星人のこれ以上の増殖、増長を許してはならない!チンコ星人を増
殖、増長させて、我々自身が呼吸ができなくなったり、他の国の女や子どもや男たち
に銃を向けさせてはならない!!
だからこそ、「有事法制」という剥き出しの怒張チンコの論理を闊歩させちゃいけな
いんである!!
同志諸君!!WOMEN IN BLACK!!ゲバ子 IN BLACK!! 無力感を今、力に変えて!!い
ざ、進まん!!
剥き出し怒張チンコの論理の闊歩,徹底阻止!!
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