VOL.02 「子宮は臓器の一部です!」


秋である。普段、ペンキの匂いが充満している、ここゲバ子の部屋にも金木犀が香 っている。うーーん、こんな時は私の中の沸き立つ血潮もひとまず優しく癒され、 しばらくはチンコ星人にすら微笑むことができそう…・?

そんな折、「スペキュラム・ワークショップ」に誘われた。スペキュラムという器 具を使って自分の子宮口や膣壁を見ようというものだ。

子宮口。膣壁。今まで27年間生きてきて一度も正面きって会ったことのない私の一 部。ゲバ子、「私のからだは私のもの!」というスローガンのもと、毎日のオマン コ・チェックは欠かさない(色・形等)。そして「オナニーに市民権を!」のスロ ーガンのもと、オナニーも欠かさない(バリエーション豊富)。指等ではお会いし ている子宮口や膣壁。しかし、面と向かって会ったことないんである。これは是非 お会いせねば。とりわけ、「女=子宮=○○」(○○はなんでもよい。「しかるべ く子供を産め」だの「大らかで男を包む」だの「自然と調和した存在である」等) という公式がはびこる昨今においては。

そして対面のとき。
それは、昔みた、のどみたいだ。
膣壁はノドの側面みたいで、子宮口はノドチンコや扁桃腺みたい。
子宮口も膣壁も私の内臓の一部であるというごく 当たり前の事実の重み。
子宮口は黄金に輝いてもいなけりゃ、ブラックホールにな っていて「人がしばし甘えに入ってこれる」もんでもなけりゃ、胎児がいつ入って もいいように大きいわけでもない。慎ましやかに、普通に、胃や腸や肝臓と同様た たずんでいた。そしてそれは美しい。

「女は子宮で考える」だ?「子宮があるんだから子供を産め」だ?「子宮を持つ女 というものは寛大でやさしい」だ?「子宮がない女は女じゃない」だ?「しばし子 宮に入って安らいでいたい」だ?

これら子宮にまつわるあらゆる幻想・言説は、チンコ星に住むチンコ星人が作り出 している。即刻、子宮にまつわるあらゆる幻想・言説を粉砕し、自分の子宮をチン コ星人から解放せよ!なお、「子宮で感じるオンナ」を描く渡辺淳一先生には、ゲ バ子の子宮口の写真にゲバをつけて謹んで進呈する!



INDEX
VOL.72 [2004/04/10]
「生・美津!!」
VOL.71 [2004/02/28]
「ゲバ子、CDデビュー!!」
VOL.70 [2004/01/31]
「ゲバ子の1・27!」
VOL.69 [2004/01/17]
「年始から夜露死苦!」
VOL.68 [2003/12/27]
「世のフェミ集まれ!」
VOL.67 [2003/12/01]
「土井さん、辻元っさん、川田さんへの連帯を忘れまい!!」
VOL.66 [2003/11/01]
「イラク叩き売り! 後編」
VOL.65 [2003/10/11]
「イラク叩き売り! 前編」
VOL.64 [2003/09/26]
「ゲバ子の乳房もゲバ子のもの!」
VOL.63 [2003/09/12]
「血沸き肉踊る今週末!」
VOL.62 [2003/08/30]
「ゲバ子‘sホリデイIN八重山」
VOL.62 [2003/08/30]
「ゲバ子‘sホリデイIN八重山」
VOL.61 [2003/08/18]
「黙祷?!」
▼コラム一覧へ戻る ▲topへ